先日、実習生から招いてもらい、実習生と一緒に #ダサイン のお祝いに参加させてもらいました。

ダサイン(Dashain)というのは女神ドゥルガが、人々を苦しめる魔物に勝利したことを祝うヒンズー教徒の最大お祭りであります。
いわゆる「収穫祭」のことで、日本のお正月の時のように都会や海外にいる方々もみんな故郷（実家）に帰省し、家族が集まります。
1年に一度、一族が一堂に集まってお祝いする大事な行事なのです。

今回はお仕事の兼ね合いでお祭りの後半ではありましたが、家族から離れて海外に初めてのダサインを迎えた実習生みんなの幸せな笑顔がすごく素敵でした。
一緒にお祭りに参加できて大変感動しております。

ダサインでの儀式は決まっており、まず家長もしくは年長者、年上のものから「ティカ」という施しを額に受けます。
ちなみにこの「ティカ」は米と赤い染料、それに額に長く貼り付ける為にヨーグルトなどを混ぜて作ります。

それから、「ザマラ」という凡そ15センチほどに育った大麦の苗の束を耳にかけます。女性で髪を結わいている人はそこに刺してもらいます。
※男性は帽子を被ることもあります。

そして最後に、お金や食べ物などを授けてもらいます。
日本でいうところの「お年玉」ですね。

最後にみんなと一緒にお食事をしたり、最近では写真や動画を撮ったりして終了します。
ネパールでは凡そ1週間続きますので親戚のご自宅を訪問したりすることもあります。